一粒の種は、

光や、雨や、里山の自然に育まれ、生野らんぷになりました。

夏の終わりに収穫した
ひょうたんに、
数えきれないくらい
穴をあけて、
点描模様を刻みます。

里山の暮らしの中で、
ハッとした風景の模様や、
空想散歩の中で浮かんだおはなしの模様が、
影絵のように
辺りいっぱい広がります。